中年大工のモダン・タイムス

                           大工50


 私も最端卒業生の一員として、また自身の記念として体験談を寄稿させて頂きたく稚拙な文章ではありますが、書き残したいと思います。

 合格発表後体験談を書き進めていましたが、前半戦を迎える段階で既にA4、4枚程度となり

それでも概略のつもりだったのですが、そこからさらにメインの製図対策から合格まで書くと 倍以上になってしまいそうでした。

 妻からは「自叙伝じゃないんだから…、云々かんぬん(あまりの暴言のため公にできません(>_<))」と、痛烈に批判され仕方なく

渋々途中で断念することにしました。

 しかし二級建築士をめざすにあたり、誰もがそうだと思いますが動機も思い入れもあります。

だから簡単にはまとめられないのです。この女房はその辺の事を理解していないのです。

 またこの悪妻、私が弱音や小言を言おうものなら、この上ない暴言がさく裂し私を奈落の底へ落すのです。

が、しかしその度に捲土重来私は闘争心を焚きつけるのでした。

 

 さて二級建築士試験といえど、独学ではまず無理だという声が周りの仲間から聞こえてきますが、

住宅ローンを抱え、進学を控えた子供たちもおりとうてい高額な資格学校に通うことなどはなから選択肢にはなく、

独学という道しかありません。静かなる決意を胸に試験に挑むことになります。


という訳で・・・


この試験に取り組む中で、仕事と勉強との両立、どんなスパンで受験を計画したか、そんな事を簡単にまとめて置きたいと思います。

本格的に勉強を始めたのは平成25年が明けた頃だったでしょうか、学科の過去問と参考書を購入し、

取り組み始めましたがなかなか頭に入ってこなかった事を思い出します。


 朝は6時前後に家を出、帰りは21時前後およそ机に向かうのは23時位になってしまいます。

仕事の雑務や事務もあったりすると、毎日時間が取れる訳ではありませんでしたが、30分でも1時間でも机に向かうように心がけました。

しかし一度やりだすとやめられなくなり、深夜の時間帯になることもしばしばでした。

また日曜日は集中して時間をあてましたが、家族には不便をかけることとなりました。

 

 

こんな生活が学科から製図まで3年間続く事になります。これが原因かどうかは分かりませんが、

今では耳鳴りと難聴、老眼がひどくなっています。

 H25年度の学科試験は、法規が基準点に一点届かず不合格、徹底的に法規を克服することに重点をおき、

翌H26年度に合格致しました。法令集はマーカーとインデックスだらけになっています。


 H26年度の製図試験については経験として受け、H27年度の試験に焦点を合わせようと初めから決めていました。


そして・・・


 最端製図.comを知ったのはこの頃(H26年7月)だったでしょうか、いやもう少し前にインターネットで見かけていたのかもしれません。

サイトの中で受講された方のコメントや神無先生のコメントがアットホーム的な印象だったことははっきり覚えています。

 最端製図の教材を買い揃え、挑んだH26年度の製図試験でしたが、当然ランクVという結果でした。

 試験直後から翌H27年度、RCという予測の元(時間が限られていますので、とにかく早い段階から取り組む必要がありました)

エスキースコード、ドローイングコード、DVD、また資格学校の市販本でおおよその概略を把握することに努めました。

 そして年が明け平成27年度の最端製図の講座が始まり、ここからは先生の指導にまかせて(もう身をゆだねてという感じでしょうか)

製図試験の対策ということになります。

 受講では、カルテやサイトに自分で調べた上でどうしても分からないところを、質問するようにしました。

またサイトは毎日確認するようにし(日課となり逆に楽しい日々となりました)他の方の質問をチェック、

気になるところはメモをとり後々同じ質問をしないように心がけました。


 出先でもエスキース用紙と最端製図の課題や過去の試験問題を持ち歩き、可能な時間はエスキースの練習をしていきました。

思い起こせば学科から製図対策までつねに頭にあり、少なからず仕事に支障をきたしていたことは否めません。

 


て・・・

 
やはり少し、先にでてきた私の女房について触れて置きたいと思います。

私がこのH25年からH27年、二級建築士試験対策をしているのと同時期に女房も

保育士、ファイナンシャルプランナー二級、福祉住環境コーディネーター二級の受験を独学で行っています。

そしてことごとく一発で合格してしまい、そのたびに冷たい視線をあびることになります。


 H27年度の製図試験では「今年こそ終わらせられるんでしょうね」と、まるで私は審判を待つ被告人のようでした。

事あるごとに放たれる女房の暴言は、女房語録として書き置きたいところですが、

若干過激なためやめておいた方が無難と判断しました。

以上、とりとめのない乱文になってしまいましたが、お許し頂きたいと思います。

 

いよいよ・・・

 
平成27年12月3日木曜日合格発表、

妻は何食わぬ顔で

「私のおかげね」

と、言い放つのでしたorz・・・

 

最後に….

最端製図のシステムやコスト、神無先生のすごさには頭が下がる思いです。

また技術的なことはもちろんですが、独学者にとってとかくメンタルな部分が折れやすいのかなと感じました。

私の場合前方からくる妻の圧力で倒れそうな背中を支えて下さっているような感覚はとても大きかったと思います。

 あらためて感謝と敬意を表したいと思います。