「 H24 年製図合格への道のり」  ガガ★

 

◆誰も教えてくれなかったポイント

 

二級取得は大手資格学校に通えば必ず合格するという神話を信じていました。

実際に通って確かに学科は一発合格だったけど製図試験は没で

今年( 24 年度)も学校頼みの私でした。

最大の悩みは、昨年に引き続き「エスキスがまとまらない」こと。

いつも大抵北の所要室が 1 個入らなくなってしまうというような

廊下のない行き詰まりプランに陥る傾向。

作図は学校で去年と同じように練習さえすれば、最終的に 3 時間でできるだろう。

しかしエスキスはそうはいかない。この調子だときっとまたドツボにはまること間違いなし。

 

そんなわけで時間を味方に、早いとりかかりを考えていたのだが

学科試験が終わる 7 月中旬までは講義日は少ないので、

結局淡々と宿題のトレースをこなすくらいしかなく、

ましてや、はじめての RC 造だというのに今から手を打たなくて大丈夫かと、不安の日々でした。

 

製図試験対策本やその手の参考書を片っ端から見ても、

読み取り後はゾーニングからはじまるパターンの代物ばかりで

素人の私にはそのプロセスが解らない・・・・。

そんな 5 月の終わり頃、解決策はないかと検索してたら最端製図の HP が。

 

6 月に課題が発表されたらすぐ模試をやるらしい・・・

早速詳しい内容の請求と私の現状レベルでできるのか悩みをぶつけてみた。

 

すぐに神無先生からの返信メールとありがたいご助言。

  ・・・ ちなみに、

プランニングをする時は、廊下を一番初めに決めて下さい。

 

何、なに〜?廊下を先に決めるですって?

通りすがりの私にそんな個人的なアドバイス、めっちゃ嬉しい♪ 

この方いい人なのね♪

何だかできるようになる気がしてきたぞ〜。

やる気スイッチをぼちっと押してくれたのはこの瞬間でした。

 

 

 

 

•  シンクロ模試−いち早く模試をやる効果

 

模試といえば、学校では課題図面をだいぶこなした 8 月後半と 9 月に実力を試すものだったから、

課題発表日のすぐ 10 日後に試験して意味あるのか?

しかも、まだ知識が殆どない RC 造で時間内に完成なんて今の私にはまず無理だろう。

そう思いつつも、今年の課題例を早く見たくて、

予め、提出期限を月末に延してほしい旨のメールとともに申し込んだ。

・         ・         ・        ・

想定どおり 5 時間内ではできなかったし、納得のいかないプランだけど

何とか描きあげて投函した。

驚きの早さで図面が返却されて、記憶が新しいうちに指摘項目が確認できた。

 

採点結果は何と合格ラインっ。拍子抜けしました。

だって、おかしなプランだったし、たくさん赤入れ(本来なら模試は採点だけなのに添削もしてくださって

ありがとうございました。)も入っているから。 

ところが、それらが減点項目でなければ OK なんだ・・・って。

例えプランが下手でも諸条件を見落とさなければ合格するそうです。

目から鱗が落ちた。

学校では、優等生的な答案図例(常識的な建築図面)しか見たことなかったし

完璧に近い(アピール力のある)図面ばかり要求されていたが、実は試験では

描かなくて大丈夫な部分も、まんべんなく描いていたんだな〜 〜はあ。

これを知っているのと知らないとでは天と地の差です。

 

 

•  作品集−他人の図面はお宝もの

 

では実際、合格する人たちはどんな図面を描いているのだろう?

過去の最端生の再現図集を買ってみました。

たくさんの人たちの図面は、まさに十人十色で、

それら一枚一枚に、先生のコメントが載っています。それと照合しながら見ていくと

スゴイ!プラン及び図面のどこがよくて、どこがイケないか、解説になっている。

私は皆さん一人ひとりの図面に、その指摘箇所を実際に赤入れ修正してみました。

すごく知識が増える。理解度が深まる。

これほど画期的なテキストはないんじゃない?

試験直前にも再度、すべての図面とコメントに目を通し、やっちゃいけないこと、やったらいいことを

再確認しました。


 

◆知ってよかった!採点者の目線と勉強の仕方

 

模試、基本テキスト、作品集、どれにも課題と解題がついていて

わかりやすいポイントで、ソツのない解説が身に沁みました。

これらはバイブルです!意識に取りこむように、何度も何度も読みこんで

こうして私は最端の信者になっていったのでした(笑)

 

それまでは、作図スピードと作図アピール力ばかり競って描いていたけど、この出会いをきっかけに

毎回の練習で、

•  機能図をつくること 

•  要求項目を優先させること 

•  数回の見直し

を意識するようになり、本番さながらに取り組む練習グセがつきました。

はじめからすぐにできたわけではありませんが、最端方式を繰り返し練習した成果が

段々と実感できました。

格段に自分のミスしやすい部分が明確になって

同じような指摘やミスが減っていくので楽しくなってきます。

 

 

 

◆メンタル面での支え

 

とはいえ、勉強とは孤独なものですよね。

ある時期からモチベーションが下がったり、自信が持てなくなったり、不安を感じたりすることがありました。

そんな時、しょーもないことや、小さなことでも相談すれば即、メールでアドバイスをくださった

最端の先生の存在は心強かったです。その短い文章の何気ない一言一言に励みを感じて

また頑張れました。

スポーツ選手がメンタルトレーナーによるメンタルケアで心を整えるように。

これは大きかったです。

ネットだからこそ、築ける関係ってあるんです。

それにしても、かんな先生は、カリスマ先生でありながら、もったいぶったところがなくて、

凛としてホワンとした人情味をまとったような雰囲気の方だな、という印象を受けました。

(実際に会ったことも話したこともないですが、 YOUTUBE では拝見しましたよ)

 

 

 

•  卒業生のページにヒント満載

 

その後は最端とさいたん方式にどんどん興味を持ってしまい、

他の利用者の方々の体験談もすべて読ませていただきました。

内容は合格までの御苦労がベースですが、その中にありました、ありました、

皆さんの成功への軌跡と貴重なキーワードの数々。

いいと思ったやり方は全部真似しましたよ。

また、見ず知らずの皆さんが同朋のように思えて、試験に向けてかなり勇気づけられ、ありがたいものでした。

 

 

 

◆そしていざ本戦

 

試験用紙が配られ・・・敷地は角地で北、東側二方向からの車出入り禁止区域あり、

西隣の公園からも利用できる施設とし、外構は車いす使用者用とサービス用の駐車場 2 台+駐輪場 6 台分。

公園側に屋外カフェテラスと、内部はそれに続く喫茶スペース及び厨房

エントランスには情報スペース、災害用備蓄倉庫に主役の多目的スペース。

プラス、管理者用通用口といつもの受付カウンターの事務室。ふぅ。

なんか「災害」とか「カフェ施設」とか「管理部門」とかテーマが盛りだくさんやなー。

これにエレベーター、階段、倉庫と多目的便所と男女の便所・・・ってそんなに面積納まるん?

2 階は逆に和室 14 畳と 2 分割可能な会議室と男女便所と湯沸室と倉庫だけ。

吹抜・ルーフテラス・バルコニーの指定なしか、バランス悪そう。っとここまで読んで

次の一文に目が釘付け。

「建物に 2 以上の階段を設け、その一つは屋外階段でもよい」

どっひゃー。これがウワサのサ・プ・ラ・イ・ズ??

 

でもこれは見落としている人も多いだろう、気を取り直して、まずはマーキング。

しかし

エントランスの位置、 EV コアの位置、通用口の位置、屋外階段の位置、どうする????

いつものように、さいたん方式の機能図を書いてみる。すると、得意?の

機能図がアメーバ状態に(汗)

エスキスにどれくらい時間が経っただろう。

要求が多すぎてパニくる。こんな難しいのは初めてかも。 (  ̄ Д  ̄ ;)

会場の皆も同じことを思ったと思う。

だって、 1 時間 20 分経過しても、誰一人作図にかかろうとしない。マジ?

室内がしーん、というより、なんじゃこりゃーぁ という文字が皆の頭上で踊っていた。


 

そりゃそうだわーこんな問題、悪意しか感じられん。 ┐(' 〜 `;)┌

これに比べたら、去年の試験問題(木造)はなんて楽チンだったんだろう。

(前年度堂々ランクVで不合格!のア、タ、シ、がよー言うた!)

 

先ずスパン割が決まらないよー(叫)。時間がどんどん過ぎていく。

さいたん式に、頭だけで考えずにとにかく何でもいいから一度プランを書いてみる。

実際に要求室を落とし込んでみる。

あーでも無理があるなあ。これではプランがまずすぎて減点だろう。(汗)

やり直し?いやいや、今さら一から別プラン練る時間ないから、よし、同じボリュームで別の間取りラフ描いてみよう。

でも室割はこっちを立てればあちらが立たずで、グリッドの柱が上下に左右に、行ったり来たり。

書いては消し、書いては消しの繰り返し。

そろそろ周りが作図にとりかかり始めた。

どうしよう・・・心に迷いが生じるとともに、本格的な焦りで全身がカーっと熱くなった。

 

結局・・・本試験で機転を効かす実力もなく、建物は上限いっぱいの延べ床面積で

2 階はだだっ広く、 1 階はセセコマしくときて

外構は奥行き 2 mしかない屋外カフェテラスと、中途半端な位置の自転車置き場と、

公園からエントランスまでせまくて長い動線でまとまりのないプラン。

不本意だが開始時刻から 100 分以上経過、

エスキスに時間かかりすぎて見直し時間が無くなるのは絶対ダメ!と言い聞かせ、プラン妥協して作図へ。

それ以後は、一心不乱に厄払い刷毛でダイジョブダイジョブと払いのけながら

最端テンプレを駆使して、もう必死のぱっち、ようやく描き上げ残り 20 分で見直し、

描き漏れを埋めるだけで精一杯だった。

あっという間の 5 時間でした。

 

月日は流れ・・・・

 

 

◆夢じゃないよね!合格欄に番号が・・・

 

あ、ありました!お蔭さまで合格しました!よかったぁぁああ

これは周囲の協力あってのことです。

家族、職場、学校、そして何よりモチベーションを高めてくださった

かんな先生率いる最端製図の皆さまのバックアップがあったから合格できたのです。

心より感謝しております。本当にありがとうございました。 ヾ (*^ ▽ ゜ )

今後も弘法大師の同行二人のように多くの受験者にとって

涼やかであたたかい存在でいてください。

 

香川県・ガガ