<二級建築士製図試験の通信添削サイト“最端製図. com ”活用ポイント!!>

 

 はじめまして、最端卒業生( 3 期生)、兵庫県在住の さんこ です。

二級建築士の製図試験を受験される予定で、通信添削で勉強するかどうか迷っている方に

「最端製図. com 」にはこんな活用ポイントがあります!という所を、半年にわたる私の実体験にそって

紹介してみたいと思います。

私の個人的な思い込みという部分も多々ありますので、どうかふんわり軽い気持ちで読み流していただければ…。

 

まず、私と最端製図との出会いから。

実は私は自分でHPを見つけたわけではなく、友人の紹介で“最端製図. com ”の存在を知りました。

友人に教えてもらうまで、製図の通信添削サイトがある、ということを全く知らなかったばかりか、

あるかも、ということを想像してみた事さえありませんでした。


大学が建築科卒ではなく、設計メインの仕事に携わっていたわけでもなく、

ただ建材メーカーの営業として色々な現場の設計図とにらめっこをしているうちに、

設計をやってみたい、という気持ちがムクムクと沸いてきて唐突にチャレンジする事を決めた私にとって

建築士をとる=資格学校に通う、しか道はないように思っていました。

そこで昨年度は貯金をはたいて大手の資格学校に通うこととしました。

仕事が忙しいことを言い訳に、勉強するのは資格学校に行く日曜日だけ、という状況でしたが、

学科試験には何とか合格、引き続き資格学校に通って製図試験を受けたのですが、

ろくに課題もこなせず、何の確信も持てないまま本番を向かえ、

結果、もちろん見事に不合格!

そして、「原因はよく分からないけど、まあ勉強不足やったから落ちたんやろうなぁ。」

という曖昧で苦い気持ちを抱えたまま、 2008 年の 4 月を迎えました。

勉強をはじめなければと思いながら、友人のすすめとはいえ最端製図にお世話になるべきかどうか、私は迷っていました。

そこで、最端製図の事務所が自宅から近いという特権を使うことを勝手に決め、一応言葉は遠慮がちに、

「昨年の試験の再現図を見てもらいたいので事務所にうかがってもいいでしょうか」とお願いをしてみました。

まだ申し込みもしておらず、最端の課題でもない図面を見てもらうのは断られるよなあと思っていたのですが、

なんとスンナリ OK をもらえました…。

 

→ここで最端活用ポイント@!!

@どうやら最端は来るもの拒まず!らしい。おしかけ上手になるべし。

 もちろん、常識良識は必要です!ただ、いい形で貪欲な人には必ず応えてくださります。

例えば、運良く大阪近郊にお住まいの方なら一度連絡を入れて事務所に行ってみるのもあり。

遠方の方なら積極的にメールや FAX を送ってみて下さい。

あきれるくらい誠実な回答が迅速に返ってくるかと思われます。

最端生の皆さんはご存知でしょうが、掲示板での外部の方からの問い合わせなど

にも熱心に回答していますよね…。


と、体験記に戻りまして…

私の持ち込んだ再現図面を見ること約 5 秒「あれっ?」と神無先生は言いました。

ある一つのポイントを「これが不合格の最大原因」とスッパリ指摘されました。

「うわー、言う事シンプルっ!!!」と思いました。

(ちなみに、指摘されたのは 2 方向道路でメインの入り口を、幅の狭い道路側にもってきていた、
という、今考えるとものすごく初歩的なミスでした…。)

もちろん、その後、細々した指摘もしてくださったのですが、まずは一番大事なポイントについてシンプルに教えてもらえる。

これに私は感動しました。

指摘される順番というのは意外に重要で、体力ならぬ脳力が一番元気な最初の段階に、

一番大事なポイントを指摘してもらうと、大事なことから脳にすりこまれていきます。

 

→ここで最端活用ポイントA!!

A添削図面で大きく、くっきり書かれているところを探せ!

  最端はエッジの効いた=ポイントをついた指導が売りである模様…。

真っ赤になって返ってきた図面(特に最初は…)に、ウォッと目をおおいたくなるかもしれませんが、

その赤ペンからたちあがってくる“気”の大きさに応じて頭にすりこんでいくことがおすすめです。

最端で指摘されることはそれほど多くありませんよ。

(むしろ、それまで絶対だと思っていたことを削られることもあるほど…。)

 


そうして、最初の衝撃を受けた私は、 4 月末から最端 3 期生としてお世話になることを決めました。

私が 4 月から 6 月にかけて行った課題の数は 15 問、ただし、作図までおこなったものはたったの 7 問

(前半戦課題 5 +シンクロニ 1 +過去問 1 の計 7 問)でした。

実は 4 月に会社を退社していたことで時間的な余裕があったので、「今年はたくさん作図して試験に臨むぞっ」

と思っていた私にとって「おいおい大丈夫かぁ。」とつっこみたくなるほど少ない量に感じていました。

ですが、今なら分かります。この試験は例えば 100 枚作図したら合格する、というものではないのだと。

漫然と 20 枚作図するよりも、 1 枚描いては添削をうけ、その指摘事項を頭にたたきこんで次の 1 枚に取り掛かる、

という繰り返しで 5 枚の図面を描くことの方がはるかに効果あり、という事が。

それはつまり、同じ間違いをしている図面を複数枚描く事は意味がうすい、という事に加えて、もう一つ、

漫然と描く作図作業は精神的な疲れを残しますが、前回の自分を上回るべく、「勝負!」という心意気で向かった

作図作業は精神的な充実感を残してくれる、という事があるように思います。

ポイントが見えていない中での作図作業は「ひたすら根性ーーーっ!」という感じですが、

大事にするべきことが見えてきた中での作図には、そう、練習して試合に臨む時のワクワク感に似たものがあります。

ですから、たとえ、通信添削にありがちな、課題がたまってしまった…という時にも、

「急いでたまっているものを片付けなきゃっ」

という義務感でまとめて提出するのではなく、まずは 1 つ出して添削が返ってくるのを待つ、

そして添削が返ってきたら、じっくり復習する、容赦ない赤ペン攻撃(?)にムラムラと闘志が湧いてくる…。

すると、義務感にかられて、ではなく自発的な「よし、次の課題やるぞーっ!」というパワーがわいてくるわけです。

常に「やったるでー!」という心意気で 1 枚 1 枚に取り組む方が、実力をつける、という意味だけでなく、

試験に向け精神的な疲れを残さずテンションをあげていく、という意味においても有効だと思います。

 

→というわけで最端活用ポイントB!!

B課題がたまってしまっても、まずは 1 つを提出して添削を待つべし!

最端は添削が返ってくるのが早いですよ。だいたい 1 週間以内に返ってきます!

 


さて、 6 月までの前半戦の中で、私が得た大きな収穫はパズル解法(勝手に命名しています…。)でした。

最端には、各課題について、送った図面を添削したものと一緒についてくる、びっくりするくらい詳しい

“解題”というものがあります。

オリジナルの製図テキストやエスキスコード、課題解説テキストなどが概要をまとめたマニュアル BOOK であるのに対して、

解題は個々の課題についてマニュアル BOOK にあるルールをどのように使いこなしていくのかを具体的にしめした、

より手ざわりの確かな解説文となります。

そして、自分が取り組んだばかりの課題についての解説であるためとても頭に残りやすいのです。

私の場合は、各課題で繰り返し説明されたパズル解法

(機能図を描いた後のエスキス手順として、 各所要室をサイズの決まったパズルのピースでイメージし、

ゾーニングラインに沿ってそれらをまず単純に並べてみる、という方法)がすりこまれました。

それまで、あるパターンのエスキスを作っている途中で不都合が生じた時に、なかなか修正ができなかったのが、

各所要室をバラバラになったピースであるとイメージすることで並べ替えの発想が柔軟にできるようになったのです。

 

→最端活用ポイントC!!

C解題は宝箱。自分のものにせよ。

 先に紹介したような内容から、ちょっとした裏技まで。本当に色々な内容が

つまっています。人によって何が「目からウロコ」になるかは様々ですが、

必ず各々の人にとっての宝物がつまっていると思います。


6 月中旬に試験の課題が発表されると、前半戦の最終課題としてシンクロニ模試なる課題が送られてきます。

これは本試験の課題に応じた試験問題となります。そして、このシンクロニ模試の解題には、

特別に自己採点ができる採点シートがついてきます。自分で自分の図面をこのシートにそって採点していくと、

いかにもったいない減点を重ねているか、ということに気づかされます。

この事が及ぼす心理的影響はなかなか大きく、このような項目が抜けるとこの位の減点になるのだな、

という目安がつかめるようになりました。

そのため、自己採点を経験してから、問題文のチェックの仕方が飛躍的に丁寧になりました。

実はそれまでは、毎回同じことが書かれていることが多い問題文の右半分については、

ほとんどチェックを入れていないようないい加減な読み方でした…。

それが自己採点経験後には、いつもと同じことが書かれている部分については点をうつ、オリジナルなことが

書かれている部分についてはライン引き、というように問題文全て(敷地図部分なども)において、読んだことが分る

印をつけることとしました。そして、@初読=蛍光ペンで重要ヶ所にライン引き、いつもどおりの部分に点うち、

Aエスキス後=シャーペンでライン引きした部分にチェック、B作図後=赤ペンでライン引きした部分にチェック、

という3 度、目を通したことがわかる問題用紙ができあがるようになると、減点がぐっと少なくなった図面を仕上げることが

できるようになりました。

 

最端活用ポイントD!!

D自己採点シートを使って問題文チェックの重要性を知るべし。

 答えは問題文の中にあり、だそうです。作図した図面を送る際に、チェックの形跡

の残った問題文も一緒に添削してもらうのもあり、ですよ。


後半戦がはじまってからは、自分の弱点との闘いでした。闘う方法は教えてもらった、あとはやるだけ!という状態。

私の場合の敵は、思い込みとありえないミス(例えば浴室にドアがない!など…)でした。

いくら問題をやっても必ず何かやってしまう私は自分のドンくさい性格が本当に嫌になり途方に暮れました…。

しかし、このやっかいな性格はとても試験までに直るとは思えなかったので、できるだけ、それらの敵に致命傷を

与えられずにすむように、とにかく余裕のあるチェック時間を確保する訓練をしよう、と思いました。


そこで、後半戦では徹底的に時間にこだわることにしました。

まずは作図時間の短縮を考え、作図の順番を変えることにしました。

それまでは 1 階平面図仕上げ→ 2 階平面図仕上げ→矩形図仕上げ→付図仕上げ→立面図仕上げとしていたのですが、

それを 1 階平面図の柱・壁→ 2 階平面図の柱・壁→伏図仕上げ→ 1 階平面図仕上げ→ 2 階平面図仕上げ→

立面図仕上げ→矩計図仕上げ、としました。

伏図仕上げを一番最初にしたのは、エスキスで窓位置を決めずに、梁のかけ方を決めた上で窓の位置を決める事と

したからでした。そして、これまで最後に描いていた立面図を平面図のすぐ後にしたのは、立面図において庇やポーチなど、

平面図と整合性をもたせなければいけないものが抜けてしまうことが多かったということと、

矩計図については急いで描いても比較的描きもれが少ない、という理由からでした。

この順番として作図時間の短縮は図れたのですが、余裕のあるチェック時間を確保するためには、

エスキスにかける時間もできるだけしぼりたい、と思いました。

そこで、色々な図面を参考にしたい、と思うようになり最端メンバーズサイトにアップされている最端生の図面を

閲覧することとしました。

 

最端活用ポイントE!!

Eメンバーズサイトから知恵(&元気)をもらうべし。

 最端では添削生のコミュニケーションの場としてメンバーズサイトが設けられています。

ここに最端生の図面がアップされることがあります。これらの図面に自分では思いつかない収納の組み合わせ方や、

水回りの配置の仕方が描かれていることがありエスキスで行き詰まった時の救世主になってくれることも…。

※そしてこのメンバーズサイトに書き込まれる、色々な立場でかんばっている

最端生のリアル生声には本当に元気をもらえます!

(のりすけさんをはじめ、皆さんありがとうございました!この場を借りて…)

 


こうして、私は本試験を迎えました。

緊張はしていましたが、頭の中はスッキリとしていて、ほんの少しだけ楽しみな気持ちをもって臨むことができたのです。

試験開始後もなぜか落ち着いていたように思います。と言いながらも、やはりマヌケな性格は発揮され、

たっぷりミスをしていたのですが、戦略どおり 20 分のチェック時間を確保できたため、

最後の段階でいくつかは修正することができ、なんとか…という有様ではありましたが。

 

 

最後にもう一つだけ最端活用ポイントF!!

F盛り上げグッズに踊ってしまうべし。

 最端からは本試験前にちょっとしたプレゼントが送られてきます。

今年はガンバレシールが添付された赤ペンでした。昨年は刷毛だった模様。

当日はそれを持って試験場に行くべし。自分の後ろに応援してくださっている

先生方の執念をヒタヒタと感じると、結構いける気になってきます。

踊らされたもん勝ちです。


では、このあたりで結びとさせていただきます。つたない長文をお読み下さった方、本当にありがとうございます。

これから、二級建築士製図試験に臨まれる方の背中を少しだけでもポンっと押すことができればとても嬉しいのですが。

そして、最端卒業生の皆さん、他にもこんな最端活用ポイントがあるやん!ここのポイント忘れてるやん!

ということがあれば(きっとたっぷりありそうな。)ぜひぜひ書き込みくださいませ。

 

2009 年 1 月 さんこ