『  ' 09  ' 10  受験記 』     たかたん

 

最端5期生のたかたんです。

製図試験2回目受験で、前半戦から神無先生にお世話になり、合格することができました。

書き出すうちに、自身の記録として残したい気持ちが出てきたので、

たいへん長くなってしまいましたが、最後までお付き合いいただければ幸いです。

 

40代 (アラフィフ)   女性  

配偶者       1人 

娘 高校生     1人

学歴       公立普通科高校卒業 非建築系専門学校中退

仕事       住宅検査

持病       胸郭出口症候群 < 今年受験後判明それまでは頚椎ヘルニアの診断 >

 

休職中、先に受験した同期の方が強く勧めてくれました。

仕事は辞めるつもりでしたし、とても自分が取れる資格と思えませんでした。

万一取れたとして働く自信もなくしていました。

 

しばらくしてその還暦に近い同期の方の合格を知り、頑張って勉強した話も聞きました。

 「私はいいの?今のままでいいの?」 

でも、仕事を再開する体力の自信はなく、資格取得といっても独学でという気力はなく、

これから教育費がかかるので資格学校は考えられませんでした。

それでも、体調も少し良くなってきて、受験はしなくても勉強だけならマイペースでできるかもと考えるようになり、

ちょうどみつけた市内の講座に春から通うことにしました。

 

初日、建築士会の先生が今年はなんとか受験申し込みに間に合います、

RC は易しく合格しやすいですよ、ぜひ今年受験してくださいと言われました。

受験するほうが真剣に勉強できるかもとその場ですっかりその気になり、受験を決めました。

 

< 初年度 >

学科   地域職業訓練センター  2 級建築士講座  40000円

      週2日 20日間  計 50 時間         

 

なんとか合格

 

 

ぅん十年ぶりに受ける授業はとても疲れましたが新鮮で楽しく、先生が前に立って

知らないことを教えてくださることが有難かった〜こんな気持ちで学生時代を過ごせていたら・・

それでも、構造は難しく別に参考書を購入したり同期から問題集を借りたりしました。

 

製図      同上                    24000円

         週2日 12日間   計 30 時間

結果  レベル V

 

新しく始まった講座で市販のテキストで3課題。先生方も試行錯誤という感じでした。

先生 1 人生徒 2 人で作図は親切に教えてくださいましたが、トレースがやっとでしたので、

来年がんばりなさいと言われていました。

 

1枚仕上げられたのは試験当日が初めてでした!恐さもなく集中できました。

終了後は描きあげた満足感に超ハイテンションでしゃべりすぎていました。

チェックもできていないのに、厚かましくも「もしかしたら・・」なんて期待しました。

お恥ずかしい限りです。

 

受験生が多いのか人数配分のせいか、教室に机がめいっぱい配置され動かす余裕はまったくなく、

熱気いっぱい空気も薄かったです。

 

< 今年度 >

 

格安なので同じ講座に通うつもりでしたが、7月中旬からでは私には間に合いそうにないので、

どうしようかと考えていました。

年末頃、ヤフー知恵袋のichiさんの回答で、最端製図.comを知りました。

ichiさんが勧めずにいられない気持ち、たくさんの人に知ってもらいたい気持ち、

先生へ恩返ししたい気持ちなど・・よくわかります。

 

 

夏の講習会後の飲み会の席で、先生にお話したところ寝耳に水と言った表情で

知恵袋のこともご存知ないような感じで答えられたので、ちょっと拍子抜けしました。

通信講座のサイトを運営されている先生が知恵袋の存在を知らないことはないかもしれませんが、

ichiさんの投稿のことはまったくご存知なかったです。

事後報告くらいは受けていらっしゃるのかな〜と思っていましたので。

 

1月から前半戦を受けるつもりでしたが、ついつい先延ばしにし、申し込みしたのは3月になってました。

 

「どこで勉強しても、今の自分には無理かもしれない」という不安や怖れがあり、逃げていたんだと思います。

 

 

< 前半戦 >   第1課題 エスキース   4時間

               作図     12時間45分

                計     16時間45分 ( 1005分 )

 

時間のことは大目に見てくださるのか先生の温情?なぜか 作図 A− 判定B でした。

私でもついていけるようになるかも、と期待が持てました。

 

         第2課題    

 

総時間2時間以上短縮できたのに、基本に沿ったゾーニングができてなくやり直しとなりました。

この頃から長いトンネル?迷路?に入ったような、いえ深い穴に落ちたというべきか・・

気持ちがどんどん沈んでいきました。

ど〜んよりした日々が過ぎました。

 

落ち込み期間 1 ヶ月〜1ヶ月半くらいだったんでしょうか。伏図がわからないこと、

描いてもすぐに疲れてしまい、描いている時間の 2 倍寝てしまう自分が情けなくて

いい年して涙がしみ出てくるのです。

かなばかりを60分切るなんて、神業のように感じました。

 

 

< 前半戦シンクロ模試 >

 

前もって、問題を予想して準備したせいか、この回初めて所要時間内に収まり、得点も予想外によく、

この採点を受け取った時が合格がわかった時と比べても、1番嬉しかったように思います。

嬉し涙がにじみました。

 

< 後半戦 >     第1課題     初めて 判定 A をいただきました。

            第3課題     B+ に転落。。

 

模試の好結果、第1課題の A 判定に気が緩んできました。

後半戦に入ってすぐ夏休みになり、冷房代を節約しようと娘の部屋に机を移動。

これは失敗でした。

最初のうちは、お互い勉強がはかどっていたのですが、だんだんとだらけていってしまいました。

この頃は平面図が短縮できなくて、進歩も感じられなくなり、夏休み気分、暑さにも負け・・

すっかりさぼり癖がついてしまいました。

 

 

< 大阪講習会 >

 

2日間連続の長時間講習に耐えられるか心配でしたが、思い切って参加を決めました。

 

「百読は一見にしかず?」 

 

根気よく、でも甘やかさず、いつも心優しく励ましてくださった先生のメール。

サイトでの質問にも丁寧に答えられて、お人柄の良さは伝わっていましたが、

いまどきメール美人・美男も多いでしょうし、(多少のずれは私も大目にみていただきたいところです)

人って 実際に会って自分がどう感じるかですよね。

 

先生は小さな町で、住んでいる家で塾をしていて、そこに通う近所の子になったような気持ちになりました。

( そんなとこに通ったことはないんですが、あれば通ってみたかったと思うような )

寺子屋ってこんなだったのかなぁ〜 古すぎ? ^^;

 

集まった方も年齢差も関係なく、いろいろ教えられるばかりでした。

道具や勉強法、私も自分なりに工夫しなくてはと思いました。

刺激を受けられ、仲間ができたと嬉しかったです。

 

 

< 後半戦シンクロ模試 >

 

 先生のエッジの効いた問題「エレベーターホールの共有」に失敗しましたが、

この失敗のおかげで本試験では「共用部分」に注意して問題文を読むことができました。

 

 

< 本試験 >

 

先生からいただいた弱点整理メモには14項目書きました。

欄外には 「深呼吸」 12、13には「想定外 ( に対して ) の動揺」「しっかり読む」

 

シールは初め「こんな大きいのどこに貼ったらいいのかなぁ〜みんなはどうしはるのかな、

私は持っていくだけにしよう」と思いました。

前日、準備してる時に、切りとるということに気がついたまぬけです。

  教室は去年と同じ校舎でしたが、去年に比べると机の数が少なく、欠席者も数名いて、

年齢層もあってか落ち着いた雰囲気でした。

総人数も前年に比べて少なかったように思います。

 

「想定外の動揺」はなかったのですが、設計条件 A の「ただし、母のリビングと弟世帯との行き来については、

玄関以外を経由する経路は計画しなくてもよい」の意味をきちんと理解できているかどうかが最後までわからないままでした。

 

「作図に入る前の最終チェック」で弟世帯の納戸を忘れているのに気がついてから、

手が、体もかすかに震えるようになってしまい思うように描けませんでした。

この感覚はシンクロ模試の時近いものが少しありましたが、ずっとではなかったので。

これも「魔物」の一種なのかもしれません。

 

配置図の段階では兄と弟の世帯を東西逆にしてましたが、兄に必要なEVと階段の場所を小部屋ゾーンから

動かせなくて入れ替えているうちに弟納戸が消えてしまってました。

 

伏図も弟納戸がない状態で考えていたので、描き出したらあせってしまい、梁の補強を考えるのも普段通りに

頭が働かなくて、手間取りました。

再現図描く時も伏図は、記憶がなくて思い出すのに苦労しました。

袖壁も多分描き、梁も補強してると思うのですが、しなかったような気もして

自信がありませんでした。再現図は美化しています。

 

 

 

今年度使った  

      エスキース用紙  80枚        

      製図用紙    48枚   残17枚。  もっと頑張れたのかな〜

 

 

体力に自信がなかった私に通信添削は合っていました。

 

最初は地元の講座と併用するつもりでしたが、今年のあの暑さの中通わずに

済んだのも体力を使わなくて済み正解でした。

左手指のしびれがあり、すぐに首、肩、背中が凝り、時には腰痛も出る中、

サプリに鍼灸、整体、カイロにもお世話になりながらその費用も

かかりましたが、がんばってよかったです。

娘もアルバイトでよくマッサージしてくれました。

 

体の条件は悪くても、休職中というのは恵まれた条件だったと思います。

若くて体の無理がきいても、仕事をしながらだと時間を確保するのはたいへんなことです。

でも、仕事が忙しく学校に通えない方も、体にハンデがあって迷っていらっしゃる方もぜひ最端生になって

挑戦していただきたいと思います。

先生方は必ず応えてくださいます。

 

  

《まじめに生きることを恥じることはない》

 

アメリカの大学バスケットボール界で知られたジョン・ウッデン氏の語録だそうです。

新「勉強の常識」というメルマガで最近知りました。

もっと早くに知りたかったと思ったのと子育て中の方も多いのではと考え、ここに少し抜粋させていただきます。

 

☆ 一生懸命に努力を重ねベストを尽くして「可」という評価を得た子どもは、手抜きをして「良」という評価を得た

才能に恵まれた子どもよりも高いレベルの成功をおさめたと私は思う。

 

☆ 私の父がよく口にしていた言葉を紹介しよう。

 

「自分が人よりもすぐれているなんて思っちゃいけない。

人と同じように、おまえもすぐれているんだ」

これは大切な考え方だ。

人より、ではなく、人と同じようにすぐれているのだ!

 

☆ 私はその当時から「自分は最善を尽くしたか?」という問いのほうが

「自分は勝ったか?」という問いよりも大切だと感じていた。

 

☆ 学習の法則

 学習の4つの法則は説明、実演、模倣、反復である。

その目標は、大きなプレッシャーがかかる状況下で正しい癖が自然に出るようにすることである。

この目標を達成するために、私は8つの学習法則を開発した。

すなわち、

説明、実演、模倣、反復、反復、反復、反復、反復である。

 

以上です。

神無先生、根気よく面倒みてくださってありがとうございました。

なお先生、滴先生、梢先生、文月先生、添削指導、温かい応援メッセージありがとうございました。

 

いちさん、最端を教えてくださってありがとうございました。

いちさんのおかげで最端生になれ、 2 級建築士になることができます。

2年間いっしょに学んだあさひさん、大阪講習会でごいっしょさせていただいた皆さん、5期生の皆さん、

いっしょに同じ目標を持ち仲間になってくださってありがとう、

おかげでがんばれました。

先輩最端生の皆さん、アドバイスたくさん参考にさせていただき、ありがとうございました。

 

強く強く私に受験を勧めてくれた同期の方と、支え応援してくれた家族姉妹、

友人、会社の方々にも感謝しています。

 

                ありがとうございました

たかたん