「49歳のおっさんでも一発合格!」  tpapa


数年前から記憶力の衰え頭の回転の遅さが気になるようになり、なにかしたいなと思っていました。
友達にそんな話をしていたら「自分の仕事にプラスになる資格試験の勉強した方がいいやろう」といわれ確かにそうだと思い、
工務店で住宅営業マンとして働いてる私は昨年二級建築士の資格試験を受けることを決意しました。

建築士の勉強は学校に通うものだと聞いたのですが勉強にお金をかけたくないし、一発合格は目指してなかったので独学で勉強することにしました。

いい教材は何かとネットで調べたら「スタンダード二級建築士」ていうテキストが口コミが良かったので購入し、構造は初歩からわかるものがいいと思い、
マンガで理解できるものと過去問を詳しく解説した書籍を購入しました。

そして学科試験の二か月後に製図試験があるのを知り、なんてタイトな日程なんや!って愕然となりましたが、
独学で製図試験対策できないかとネットで調べました。

すると最端製図.comさんの口コミが結構あり評価が高かったので、メールで何度も神無先生にお尋ねしたところ対応もいいなと思い、
もし学科が受かればお願いしようと決めました。

そして学科試験終了後、資格学校に教えてもらった即日採点サービスで91点という結果を受け、その日のうちに最端製図.comさんに後半戦を申し込みました。

数日後段ボール箱で教材が届きましたが製図を全くやったことのない人間が果たして製図対策ができるのだろうかと改めて考え込みました。

というのも8年がかりで一級建築士の資格をとった社長の息子さんが、学校に通わず試験対策なんて絶対無理!っていわれていましたし、
製図試験は今まで受けてきた資格試験とは全く異なり未知なるものなので不安だったからです。

でも製図試験は一発で受かることなんてまずないんやで、とりあえず始めることにしました。

神無先生の言われることはすべてやりました。
「最端エスキース・コード」はチェックしながら何度も読み返しました。この書籍は作図後ごとに読み返すとその度に気づきがありました。

「作図手法DVD」も何度も見ました。当初矩計図を7時間もかけて描いていましたが、DVDのおかげで10回目くらいで40分台で描けるようになりました。

 

「DRAWING・CODE」もチェックしながら何度も読み返したり、自分なりに考えた寸法なども記入したりしました。

「伏図攻略テキスト」は伏図を理解するのに非常に役に立ちました。

「合格図面集」は合格者の図面はどういったものなのかを知るのに大変良かったです。私は合格者の図面からラフスケッチを描き出し、
エスキースの勉強をしました。
でもこれを寝る前にすると様々な四角がたくさん出てくる悪夢をみますので、寝る前は辞めといた方がいいです(笑)

課題で指摘されたこと、書籍や掲示板をみてしっかり押さえた方がいいと思ったことはレポート用紙にエスキース、平面図などと項目別に分けて
いつでも見返せるように描き出しました。
30枚くらいの枚数になりました。

そしてネット上で公開されている最端さんの資料はすべてチェックし、掲示板は毎日チェック。
気になることはすぐ質問し、他の方の質問もすべてチェックしました。

掲示板は本当に勉強になりましたし、なによりも一つの教室でワイワイと勉強しているような感じがして独学特有の孤独感は全くありませんでした。
神無先生の回答がお忙しいのに早く、深夜の質問でもその日のうちに回答があったりと本当に助かりました。

基本課題は10時間以上かかって作図し、これは5時間で描き上げるなんてとっても無理やなって思ってましたが、
上記のことを繰り返したり課題を一つ一つこなしていくと第三課題で5時間以内に作図できるようになりました。

そして試験日から2週間ほど前に資格学校で模試を受けました。生徒以外の受験者は僕一人で先生の視線が痛かったです。

そして採点してもらいましたが、ざざっとみられて「このスロープは岐阜では一発不合格だな!」といわれガックリ。
「でもエスキースはバッチリだな」といってコピーを取られ、悔しい思いをしながら帰りました。

試験日当日は1時間30分ほど早くついて駐車場で休み、そして教室に入れる時間になって教室に向かう途中で資格学校の校長が生徒に声をかけている。

無視するわけにもいかず「おはようございます」と挨拶したら、「頑張ってくださいね。もし落ちたら来年うちをお願いします」と返してきた。
普通そんなこと試験前にいわんやろ、縁起でもないっと気分が下がりながら教室へ入り、そして準備しました。

神無先生の言われるようにペンや消しゴムは2本づつ用意。
腰痛もちなので子供用のクッションを持ち込み、座る位置を高くしました。

模試ではなかったのですが、教室に入ったら手の震えが止まらない。

線を引くと緊張をある程度抑えられるということでしたので僕もやってみましたが、それでも手の震えがとまらない。

そして試験開始。
問題をチェックペンでチェックしながら機能図を描き、それからプランニングに入りました。

意外と早くプランができたので本当に大丈夫か?と何度も問題を読み返していると、階段の蹴上げ寸法にチェックしてたのにすっぽ抜けてる!

慌ててエスキースをやり直し、プランニングをし慌てて面積計算や凡例、計画の要点を書くのですが震えが収まらない。
しかも机ががたつく。

結局平面図を描いている間手が震え、特に文字を書くのが大変で時間が押しているにもかかわらずゆっくりと文字を書かざるを得ませんでした。

伏図に移ったころには手の震え収まってきました。
そして20分時間を残して図面を描き上げ、大事なチェックに入りました。

条件を確認しながらペンでチェックをしていき、多分チェック忘れはないだろうと思うけど本当に大丈夫だろうかと考えているときに試験終了の合図が。

放心状態で校舎からでるとまた資格学校の人がいる。
「試験どうでしたか」と聞かれ階段が難しかったですと答えると
「あれは単なるひっかけ。うちの生徒は早くから同様の問題をこなしていますよ。
生徒は条件が簡単だったと言っていますので、製図勝負になるでしょうね」とまた気分の悪いことを。

ショックを受けながら家に向けて運転中、あっと叫んでしまいました。

蹴上げ寸法をクリアするため廻り階段を思いつき作図したのですが、ラフスケッチの間取りでは廻り部分を二段づつにしていましたが、
図面では片方の廻り部分を1段にしてしまったことに気づいてしまいました。

たった一本の線が命取りになることもあるという神無先生の言葉が重くのしかかってきました。
そしてエスキースのミスを2ヶ所ほど気づき、半ばあきらめてしまいました。

このミスが一発不合格なのか気になり、再現図を描き添削をお願いしました。

そして数日後いつものように掲示板を見るとはじめて僕の図面を神無先生が取り上げて下さり、コメントしてくださっていました。
「若干のミスはありますが、点数は90点でした。・・・試験対策、頑張られた様子がとても感じられる図面でした。」とのコメントが。
本当に信じられませんでした。
そして他の方が「tpapaさん、これ合格まちがいないですよ!」とコメントをしてくださいました。

でも合格できるかどうかはやっぱり合格発表を見てからではないと、とその日が来るのを待ちました。

そして12月7日に資格学校の人から合格発表があったとのメールがあり、さっそく普及センターのHPを開き、そして自分の受験番号を見つけました。
一発合格です!
当初は2年くらいかけて資格をとれればいいかと思っていましたが、先生の一発合格の可能性も十分ありますよという言葉を信じ、
がむしゃらに試験対策をしてきましたがまさか一発合格できるとは。

正直製図試験対策は体力的にも大変だったので、もし落ちたらもう二級建築士はあきらめようと思ってたので助かりました。

確かに大変な試験でしたが、神無先生はじめ諸先生方、そして最端生のみなさんのおかげで合格を勝ち取ることができました。
こんな心の通った思い出に残る濃密な試験勉強は初めてです!

昨年入社した工務の子が受験資格を得るために東京の学校に通っていますが、もし彼が受験に失敗してしまったら最端さんを紹介するつもりです。

本当に本当にありがとうございました!