断面図の作図

チャプター7

最高高さや窓の高さは、施設や用途によって変わりますが、課題が決まりましたら統一して覚えて下さい。

一見複雑そうな図面ですが、慣れてしまえばそれほど難しくはありません。

どの図面にも言える事ですが、作図手順を覚えてしまえば、時間は必ず短縮されます。

もちろん、その為の練習は必要ですよ。

(定規に印を付けることは、禁止されています。)


1h 7' 12''

高さの点を取ります。

最高高さ、屋上・床スラブ、梁の位置
開口部の位置などです。

分かりやすくするために、窓や天井の高さはずらしています。

 

柱位置、梁幅、壁幅を取ります。

柱の幅は平面図から取る事ができれば必要ありません。

1h 8' 48''

床スラブ、梁の位置を補助線で引きます。

1h 9' 28''

壁の位置を補助線で確認します。

開口部がないと分かっているところは、補助線ではなく、仕上げ線を引いても構いません。

1h 10' 07''

梁の幅(縦線)を仕上げます。

1h 11' 12''

コンクリート躯体の横線を仕上げます。

パラペット天端

屋上・床スラブ

開口部の高さ

などです。

1h 12' 49''

躯体の縦線及び開口部を仕上げます。

1h 13' 41''

天井ライン

独立基礎

バルコニー

吹き抜け部分の手摺を仕上げます。

1h 15' 17''

柱の見え掛かり線を引きます。

柱の線は、スラブを避けて下さい。

 

パラペットライン

できれば笠木も表現します。

 

梁の見え掛かり線を引きます

梁は柱の内側に記入します。

1h 16' 29''

開口部の内法寸法

天井高さ

最高高さ

軒高

階高

床高さ

以上を記入します。

室名も必要ですので、忘れずに記入して下さい。