床伏図の作図

チャプター2

時間短縮のポイントは、平面図と同じで壁の厚みを測るのではなく感覚で覚える事です。

床伏図は窓の記入がありませんので、補助線はほとんど必要ありません。


14' 17'' 0' 00''

補助線を引きます。

このプランの場合は、左端と右端だけで済ます事ができます。

 

(定規の目盛りを使えば、必要な長さだけ引く事ができます。ただし、確認はして下さい。)

14' 28'' 0' 18''

1階壁位置にある梁を記入します。

2階の柱があるところは、交わるように描いて下さい。

この梁は、原則、寸法を考える必要はありません。

16' 34'' 2' 23''

2階の壁位置に入る梁を記入します。

先に架けた(作図した)梁から梁に届くように架けて下さい。

この梁は、スパンに応じて寸法を検討する必要があります。
この梁の場合は、3,640oのスパンで柱有りで考えます。

ただし、スパンが1,820以下の場合は、検討する必要はありません。一律で120×180とします。
(もちろん、検討しても構いません)

17' 04'' 2' 53''

根太を設置する為の梁を記入します。

梁の間隔が1,820を超えるところに、梁を入れていきます。

この梁も、スパンが大きくなる場合は、そのスパンに応じて、サイズを検討する必要があります。

 

18' 03'' 3' 53''

梁を受けている部分に1階の柱がない場合は、受ける側の梁を大きくする必要がありますので、ここで検討します。

 

この動画では、1階の柱は最後に入れていますが、この段階で入れても構いません。

18' 34'' 4' 24''

2階の柱を記入します。

ここで記入する必要は特にありません。
後で入れてもOKです。

19' 43'' 5' 33''

小屋梁を記入します。
スパンに応じて大きさ(末口寸法)が変わります。

20' 03'' 5' 53''

棟木、母屋を記入します。

小屋束を記入します。
(動画では途中で省略しています)

棟木の下の小屋束を忘れる人が多いので注意して下さい。

21' 00'' 6' 50''

通し柱を記入します。

テンプレートでφ4oかφ5oです。

21' 37'' 7' 28''

火打ち梁を記入します。
(動画では途中で省略しています)

22' 13'' 8' 03''

1階柱を記入します。
(動画では途中で省略しています)

最後に寸法線とこの文章を記入します。
この文章がない場合、サイズを記入していない梁、胴差、軒桁の寸法は120×120になります。

 

凡例欄に寸法を記入します。